2008/04/15

疫学

コレラは、19世紀のロンドンでは、発病すると、
あっいう間に死亡し、数日で一家全滅、ということも
多かったそうだ。コレラ菌が発見される前、コレラは、
空気感染(悪臭によって)すると考えられていた。
ところが、実は、飲料水が原因である、ということが、
感染地図の作成によって判明し、井戸のポンプの取手を
外すことにより、流行を押さえ込むことができた、
ということがあったそうだ。

疫学


スノーの感染地図(井戸を中心に患者=死者、が分布している)
と、今日のブロード・ストリート


 

2007/09/22

ミルウォーキー・プロトコル

日経サイエンスの目次を見てたら...「狂犬病からの生還」という文字が。

えぇっ! 発症したら、致死率100%だと思ってたけど、助かった人が
いたんだ...で、記事を読んでみたけれど、いろいろと示唆に富むもの
だった。

インターネットの時代であり、即断即決で新しいアイディア(治療法)
を試せる風土がないと、患者は助からなかっただろう。

もしかしたら、昨年の京都と横浜の狂犬病が発症したケースも助かった
かもしれない。



2004年10月、15歳の少女が教会の窓にぶつかったコウモリを逃がして
あげようとして、その時、コウモリに指先を噛まれた。1ヶ月後、噛ま
れた指先が痺れ、痙攣、嗜眠の症状が現れ、入院。

当初、脳炎だと思われたが、ヒアリングにより、コウモリの件が明らか
になり、狂犬病が発症した可能性が出てきた。そこで、サンプルをCDC
へ送った。

もしも狂犬病が発症したのであれば、それは、死が確定したと同義になる。

が、担当医は諦めなかった。医学は常に進歩している。もしかしたら、
どこかで何か新しい事が報告されているかもしれない。CDCから結果が
報告されるまで、オンラインで文献を調査したが、画期的な進展はみつ
からなかった。

しかし、文献を調査しているうちに、あることが目にとまった。それは、

狂犬病患者は脳に何の障害も生じていないように見えるにもかかわらず、
死亡する。

また,

数週 間の手厚い看護の末に亡くなった患者の体内には,もはや狂犬病
ウイルスが存在しない

ということだった。これは、もしかしたら、人体の免疫系は時間をかけ
ればウイルスを一掃できるのだが、この作用 が遅すぎて、死に至るので
はないか?

狂犬病ウィルスは、脳を乗っ取るように見えるが、脳組織そのものには
直接の障害を与えない。だから、もし、脳を長期間眠らせてしまえば、
脳の望ましくない働きを抑えることができるに違いない。そして、その間
に免疫系が遅れを取り戻せるかもしれない。

さらに調査を進めるうちに、ある麻酔剤が、ラットの皮質ニューロン中で
狂犬病ウィルスを抑制するという報告を発見した。これに、幾つかの薬を
組み合わせて、治療を行った結果、見事に生還した。


詳細は、日経サイエンス7月号の記事を是非、読んでください。

2007/09/18

Learn Assembly

仕事上のメモ。

The ART of ASSEMBLY LANGUAGEのサイト
http://webster.cs.ucr.edu/

ソニーバンク証券サービス開始

だそうです。
うーむ、今頃参入して、どうなんでしょうか。
よほど魅力的な商品ラインナップを揃えてもらわないと。
何か、キャンペーンでもやるのであれば、それ狙いで、
口座開設ありかも。

2007/09/17

そういえば

梅屋敷商店街のランダム・ウォーカーのアンケート書いてたら...
HPのURLを書く欄があった。

うーみゅ。そういえば、ぜんぜーんアップデートしてないけど、
blogらしいものを作ったけ。

というだけのアップデートをしてみる。

2007/02/28

Globus

どんなもんだか...